インシグニア矯正セミナー
4月10日(木)、東京・田町のグランパークプラザでおこなわれたオームコジャパン主催の『インシグニア矯正セミナー』に参加しました。
東京にはセミナー前日の水曜日の夜に前乗りで到着。余談ですが、水曜日の晩ご飯は、テレビでよく見かけるラーメン二郎の初デビュー。晩ご飯といっても診療して東京都内まで来るとほぼお夜食の時間となります。深夜に営業しているところを探すと歌舞伎町位しかなくてここまでやって来ました。隣で食べている人の野菜ましましのてんこ盛りはさすがに食べきれないと思い、ニンニクましましのみとしました。
麺はうどんみたいに太くスープは豚骨醤油の超こってりといったところでしょうか。ここまでならまだおいしく?食べられたのですが、醤油がくどくてしょっぱすぎて半分以上食べれませんでした。恐るべし二郎。最初で最後のラーメンでした。実は金沢工大のそばにもインスパイア系の店があるのですがよく似てますね。
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そして、いよいよセミナー当日。今回の講師は、アラン・バグデン先生 / Dr. Alan Bagdenで、内容は『デジタル矯正歯科治療の技術的背景とその治療経過について』というものでした。デジタル矯正と言えば当院でも採用している矯正装置のインビザラインもその一つですが、インシグニアの凄いところは、シミュレーションした治療のゴールに合ったブラケットポジショニングとワイヤーシークエンスをコンピューター上で作成できるということです。
つまり、治療後のゴールを設定し、そこから逆算して矯正装置のスペックやブラケットの装着位置そして患者さまにご提供するワイヤーまでも屈曲します。それによって我々矯正歯科医は個々の症例に応じた治療のスタートからゴールに至るまでの迅速で正確な矯正治療が可能になります。実際このシステムを導入するにあたってはいくつか問題点もあり検討の余地はありますが、今後このような真のオーダーメイド治療があたりまえとなる日が来ることと思います。
今回のセミナーには、レベルアンカレッジの熊本の森下格先生も来られていました。5月に筋機能訓練の講習会でお世話になります。
左は大学院の後輩で奈良県橿原神宮前でご開業の岡下先生、右は三河安城でご開業の犬束先生。犬束先生とは20年前に南カリフォルニア大学の矯正コースを一緒に受講しました。
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講習会が終わってから、料理に使う調味料を探しにアメ横に行きました。とある雑居ビルの地下にアジアの市場みたいな所があって、そこの中華食材の店でラー油を買いました。このラー油は炒め物とか、ざるうどんの麺つゆにとか、何にでも合います。
一本500円でこれだけあれば1年くらいは使えます。
かくして帰路についた次第です。